一昔前、映画やドラマではかっこいい俳優がタバコを吸うシーンが多くありました。
刑事ドラマだけでなく恋愛ドラマや青春ドラマまでどのシーンでも喫煙シーンがかっこよく映し出されていました。
今では喫煙シーンが規制されていることが多くあります。
これは日本に限った話ではなく海外の映画やドラマのシーンでも見られることでしょう。

この世界的な流れは今後どんどん加速されていくことは簡単に予測できます。
オーストラリアでは2020年まで段階的にタバコの価格が2500円から3550円まで引き上げられます。
フランスでも2020年までに1300円まで価格が値上がりします。

もはやタバコはかっこいいものから、害が強く不健康で、周りにも害を撒き散らすもの、と完全に悪者の側に回ってしまいました。
日本でもこの流れは強く、2020年東京オリンピックに向けタバコ規制はさらに強まっていくのは間違いありません。

学校や病院、区市役所、駅など公共施設だけでなく、居酒屋を含めた飲食店にまで幅広く規制がかかってきます。
路上でもタバコを吸える場所はどんどん撤去され、タバコが吸える場所を探すだけでも一苦労です。

またある市町村の職員は、喫煙後数十分もその施設のエレベーターを使用してはいけないというルールまで作られました。
体内に残る有毒な煙が喫煙後も長い時間排出されるという研究結果のもと作られたルールということです。

東京でも公園など子供が集まる場所では原則禁煙となります。
これは公の場だけでなく自宅や車内でも適用されます。
罰則はありませんが、いつ罰則付きの規則に変わるかはわかりません。
もはやタバコを個人の嗜好品で楽しむ権利があるという一方的な主張は受け入れられず、煙を吸いたくない権利や公共の福祉との兼ね合いなどから、世界と同時進行で禁煙が推奨されていきます。

禁煙推奨のためにもっとも効率がよい方法はタバコにさらなる税金をかけてタバコの値段を上げることです。
喫煙者が減っても税金をより掛けているので税収は減らないどころか増えるという試算もあるほどです。

値上げをきっかけに禁煙を検討しましょう

オーストラリアのように日本でもタバコが3000円にまで値上がりするのはまだまだ先のことです。
しかし規制が緩むことも減速することも今後一切ないでしょう。
この値上がりの波をきっかけに禁煙を検討するのがもっとも賢い選択です。

なにか個人が嗜好品を楽しむ権利を外圧により封じられ負けたと感じ、頑なに喫煙を続けようとする人も少なからずいますが、それは全くスマートな考えではありません。
喫煙することでもっとも大きな外圧がのしかかってきます。

まずタバコの増税により多くのお金を払い続けなければいけなくなります。
それも止まることのない一生絶え間なく続く増税です。
民間の保険料も喫煙のあるなしで優遇度もさらに差別化されていくはずです。
これが民間保険だけならまだしも、国民皆保険にまで適用されたら、もはやタバコのために働いているようなものです。

さらにお金の問題だけでなく、近年は医療従事者である医者や看護師だけでなく、介護職などの就職でも喫煙者か禁煙者かどうか聞かれることが増えてきています。
また一般企業でも聞かれることがあるようです。
今後生きていく上でタバコを吸うか吸わないかで様々な差別化が図られてしまうようになるはずです。

タバコをやめるのに強い意志がいるのではなく、タバコを吸い続けることこそがどんな不利益も一生涯我慢し続ける強い忍耐力が求められるのです。
ただ漠然と嗜好品だから楽しむ権利があるという習慣で吸い続けられません。
そして追い詰められながらタバコを規制されていくよりも、自分の意思ですぐにでもパッと禁煙に踏み切ったほうが圧倒的に負担は少なく済みます。

自分の人生を自分でコントロールしていくためにも一刻も早い禁煙に踏み切りましょう。